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サンドブラスト材 カッパースラグ

カッパースラグについて



ブラスト作業時の粉塵の発生が小さく、作業環境の大幅な向上にも貢献しています。



新モース6.5〜7.0と極めて硬質でかつ、粒度が均一なカッパースラグは、サンドブラスト用研磨材として高い評価を得ています。 船舶の研磨や補修錆落としにはもちろん、種貯蔵タンクの塗装下地処理から橋梁等の構造物の下地処理にいたるまで、幅広く活用されています。 天然の砂よりはるかに硬質で、むしろ石英に近い硬度をもつ「カッパースラグ」は、ブラスト作業時の粉塵の発生が小さく、作業環境の大幅な向上にも貢献しています。


■造船等の補修用として利用されています。



造船写真

■ブラスト状況を動画で見る



ブラスト状況


■カッパースラグの主な用途



  • 船舶塗装下地処理
  • 船舶補修さび落とし材
  • 橋梁下処理
  • メタリコン下処理
  • 貯蔵タンク塗装下地処理
  • 鋼材下処理


■カッパースラグの特長



ブラスト処理用非金属系研削材 JIS0312:2004 規定 銅スラグに適合している
常時鋭角を呈し、再使用が可能である
比重が高く切削性がよい
壊れ難く作業性に優れる
有害物質検査の結果、検出限界値をクリヤーし、安心して使用できる


■科学的特性



カッパースラグは、鉄(Fe)、シリカ(SiO2)を主成分としており、その他に微量のアルミナ(Al2O3)、石灰(CaO)、マグネシウム(MgO)などを含有しています。
また、CaOやMgOは珪酸と結びついており、単独で存在することはありません。
水和作用による固結、膨張による粒子の崩壊などの心配がない科学的に安定したガラス状の粒子です。
塩分はほとんど含まず、しかもアルカリ骨材反応がないためセメント鉄源やコンクリート骨材など幅広い用途に利用する事が出来ます。

■カッパースラグの化学組成



Fe SiO2 Al2O3 CaO MgO
40.1% 33.8% 5.7% 2.5% 1.3%

■物理的特性



カッパースラグはモース硬度6~7の硬質で鋭角的なガラス状粒子で、内部摩擦角が大きいのが特徴です。 透水係数はと天然砂より大きく、また粒度は極めて安定しています。

船体補修錆落とし
貯蔵タンク下時処理
船体研磨

カッパースラグ製品

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